カラーモード

会社・団体の独自ガイドライン

WPDS - Audio and Video

ワシントンポストのデザインシステムで規定されている音声と動画についてのルール。自動再生しないこと、一時停止や非表示ボタンを実装すること、字幕を必ずつけること、prefer-reduce-motion に対応することなどが説明されている。

WPDS - Alt text

ワシントンポストのデザインシステムで規定されている alt テキストのルール。img 要素や svg 要素での実装例だけでなく、どんな時に alt= が良いのか、キャプションと alt の違い、画像の種類別の alt の書き方、リンク、絵文字、句読点、ハッシュタグなど、細かに説明されている。

WPDS - Accessibility Checklist

ワシントンポストのデザインシステムに組み込まれているアクセシビリティのチェックリスト。スクリーンリーダーとキーボードコントロール、マルチメディア、テキスト・ラベル・ズーム設定、色、自動テストについて簡潔にリスト化されている。

LIFULL Accessibility Guidelines

LIFULL アクセシビリティガイドラインは、株式会社 LIFULL の全てのプロダクトやサービスを利用しやすくするために策定され、アクセシビリティを考慮することで、より幅広いユーザーに使いやすくなる。ガイドラインは工程に応じて分けられ、優先度も明確にされており、初学者でも理解できるように具体的な例を示している。

Subtitle Guidelines

BBC Academy が字幕制作のオンラインガイドを作成。字幕は聴覚障害者向けに提供されるが、視聴者の 35%がオンラインコンテンツで利用している。BBC は通常、EBU-TT part1 with STL を放送用、EBU-TT-D をオンラインコンテンツに採用。字幕制作に携わる者向けに、最善の手順を説明する Subtitles Guidelines が提供されている。技術的な指示に従うには、XML と CSS の作業知識が必要。

映像字幕をつくるときに

バリアフリー字幕制作のヒント。字幕を表示するタイミングや表示間隔について。映像内容に負担をかけず、できるだけ見やすい字幕とするために必要なことを中心にしてまとめている。

夏だ!3社のアクセシビリティー取り組み事例から考える傾向と対策

freee アクセシビリティー・ガイドラインやチェックリストを活用しているという社外の方を迎え、具体的に使ってみてどうだったのか、どこが使いづらいのかの感想を共有。freee 株式会社からはガイドラインとチェックリストの作成・運用をやっている 3 人が登場して、疑問に答えたりディスカッションをしている。

ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック

デジタル庁は、誰も取り残さないウェブアクセシビリティを実現するため、初心者向けのガイドブックを公開した。現在は、適切なやり方がわからないままに対応を誤ることがあるため、デジタルサービスの重要性が増す中で、初心者向けの研修資料が不足しているという。ガイドブックは、豊富な図解を盛り込み、広報やサービス開発等を担当する人でもわかりやすいように、専門用語を排除している。ウェブアクセシビリティに全く触れたことがない方々を対象にしており、PDF 版が公開されている。

デザイナーとしてのアクセシビリティとの向き合い方

デザイナーは、アクセシビリティを特別なものとして解釈してしまう人が多いことに気づく。しかし、アクセシビリティは普遍的であり、すべてのものに最初から存在している。デザイナーはユーザビリティの観点から、どのユーザーがどんなときにどう使うかを想定し、アクセシビリティの観点を持つことで安定して毎回アクセシビリティが高いものを作れるようになる。アクセシビリティの観点を持つことは、次に作ったものもまた使えるという状態を実現するために重要である。

コーディング後や納品時に確認する62のチェックリスト - BUILD

Web デザイン制作の際に、品質基準を定め、品質を維持するためのチェックリストを紹介している。チェックリストには、コンテンツの校正、表記ゆれや誤字脱字、リンク切れやダミーテキストのチェック、コーディングのデザイン通りのチェック、検索サイト用の情報の記述など、納品前に確認すべき 62 項目が含まれている。チェックリストを使用して表示確認を行い、クライアントに提出することで安心感を与えることができる。