ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック
デジタル庁は、誰も取り残さないウェブアクセシビリティを実現するため、初心者向けのガイドブックを公開した。現在は、適切なやり方がわからないままに対応を誤ることがあるため、デジタルサービスの重要性が増す中で、初心者向けの研修資料が不足しているという。ガイドブックは、豊富な図解を盛り込み、広報やサービス開発等を担当する人でもわかりやすいように、専門用語を排除している。ウェブアクセシビリティに全く触れたことがない方々を対象にしており、PDF 版が公開されている。
Webアクセシビリティの参考資料まとめ
デジタル庁は、誰も取り残さないウェブアクセシビリティを実現するため、初心者向けのガイドブックを公開した。現在は、適切なやり方がわからないままに対応を誤ることがあるため、デジタルサービスの重要性が増す中で、初心者向けの研修資料が不足しているという。ガイドブックは、豊富な図解を盛り込み、広報やサービス開発等を担当する人でもわかりやすいように、専門用語を排除している。ウェブアクセシビリティに全く触れたことがない方々を対象にしており、PDF 版が公開されている。
クラウド会計・人事労務ソフトの freee 株式会社の UX デザイナーが登壇し、「インクルーシブデザイン」の枠組みにおけるアクセシビリティ向上の具体的な取り組みについて話した。視覚障がい当事者を抱える同社でのアクセシビリティ向上に向けた取り組みについても話された。
Web アクセシビリティは重要なものであり、誤解も多いと感じる。視覚障害者だけでなく、多様な障害を持つユーザーを対象とする Web アクセシビリティは、WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) や企業のガイドラインで定義されているが、理解するのは難しいと思う。デザインからテクノロジーまで幅広い知識が必要であり、デザイナーとエンジニアの両方がアクセシビリティに詳しいことは難しいと思っている。
この文章は、Front-End Study #3「『当たり前』をつくりだす Web アクセシビリティ」で基調講演をするための整理である。Web アクセシビリティは「アクセス可能性」または「利用のしやすさ」を目的としているが、「ユーザビリティ」との違いも含めて解説している。「Web アクセシビリティ」は「誰でも」「どんな状況でも」を目指しているのに対して、「障害者や高齢者のための」という誤解がある。Web 開発においてはターゲットを意識することも大切だが、「誰でも」「どんな状況でも」を目指すことも重要だ。
この記事ではアクセシビリティを社内で実装する際に周りの人を説得するための材料をまとめている。本記事はヒューマンケースとビジネスケースという考え方を基に、アクセシビリティの利点を示す情報を紹介している。アクセシビリティはハンディキャップを抱えた人のためだけのものではなく、全ての人のためのものであることにも触れている。ヒューマンケースには W3C による実際の Web 利用談が参考になる。
このコースは、障害者が有意義かつ等価な方法でウェブサイトやアプリと対話することができるように設計・開発する「デジタルアクセシビリティ」について学べるものだ。デジタルアクセシビリティの概念や意義、アクセシビリティの計測方法、ARIA や HTML の利用法などを学べる。また、画像、色・コントラスト、タイポグラフィ、動画・音声、フォームなども扱われる。自動テストや手動テスト、アシスタントテクノロジーのテストも学べる。
書籍『Web アプリケーションアクセシビリティ』の 1 章をもとに、Web アクセシビリティの概要について解説。
ノーマライゼーション、デザインフォーオール、バリアフリー、ユニバーサルデザイン、アクセシブルデザイン、インクルーシブデザイン、情報アクセシビリティなどの立ち位置の違いについて考察。また、それらは UX デザインや、HCD(人間中心設計)のプロセス、情報設計、UI デザインあたりとどういう関係性にあるのかを検討している資料。
freee 株式会社では、アクセシビリティー・ガイドラインの策定と、誰でも使えるアクセシブルな製品開発に取り組んでいる。最近では、10 月から新入社員向けのアクセシビリティー研修を拡大し、内容を整理した。この研修は、「アクセシビリティー研修 for All freeers」、「アクセシビリティー研修 Basic」、「アクセシビリティー研修 Advanced」の 3 つの部分から構成されており、新入社員には「アクセシビリティー研修 for All freeers」が必修となっている。この研修を通じて、新入社員たちはアクセシビリティーに関する理解を深め、仕事においてアクセシビリティーを考慮することを期待されている。
アクセシビリティを学ぶと、バリアフリーに始まり、ヒトと障害の多様性、さまざまな支援技術や手段について知ることができ、デザインの知識と理解が深まったという話が掲載されている。
2019 年 11 月 2 日に開催された「リーダブルな昼下がり」のセッションの 1 つ、株式会社サイボウズの小林大輔氏による『「すべて」の人に Web コンテンツの価値を届ける品質』のスライド。「アクセシビリティ=障害者のための特別対応」なのか?という問いかけに始まり、障害とは個人と社会とのミスマッチであること、大きなミスマッチを経験した人が障害を解決する鍵を握っていること、マシンリーダビリティとヒューマンリーダービリティの向上で解決できることが話され、「アクセシビリティ= Web 本来の力を活かしきること」とまとめられている。
2019 年 6 月 1 日に開催された「CSS Nite LP62『Web アクセシビリティの学校』特別授業」のセッションの 1 つ、freee 株式会社の伊原力也氏の『あなたの価値を高めるアクセシビリティ』のフォローアップ。このセッションのスライドや動画が公開され、Web アクセシビリティに取り組む上での情報収集方法や Japan Accessibility Conference Vol.2 が紹介され、Web アクセシビリティは Web の仕組みに則り Web の力を活かすことであると述べられている。
株式会社ピクセルグリッドのメンバーと freee 株式会社の伊原力也氏の座談会の後編。WCAG 達成基準の A の線引きの話、alt やコントラスト比で生まれる「虚空」問題、発注者自身にもアクセシビリティや WCAG の理解が必要なこと、ガイドラインより先にユーザーを見る話、そのためにユーザーテストを行なうなどの話がされている。
ウェブアクセシビリティ基盤委員会(通称:WAIC)の放つ、公式感漂う SEO 的に強そうなドキュメント。Web アクセシビリティ確保と JIS の関係性について解説しています。
アクセシビリティに関心を持った実装者に見てほしい一本。講演動画あり。
ウェブアクセシビリティ基盤委員会(通称:WAIC)の放つ入門編。Web アクセシビリティの概念から、JIS の概要までを紹介しています。
音声読み上げ、文字拡大、文字色変更は、アクセシビリティ対応としては過去の手法とされ、現在は適切なアクセシビリティ対応とは言えない。代わりに、SEO を意識した Web サイト作成がアクセシビリティの向上につながることが知られている。実際のユーザーの利用シーンを観察し、その状況に基づいてアクセシビリティ対応を検討することが重要である。まずは現状を確認し、その後で適切なアクセシビリティ対応の方法を考える必要がある。